クリスマス!
登場人物紹介
芹香:11歳でミュンヘン大学を主席卒業した天才児
コバルト:人語を解す羽の生えた黒猫。ワイン樽に乗っかってるのが日課だった。
総一郎:超現実主義者のファンタジー小説作家

芹香「メリークリスマス〜♪」
コバルト「気が早いこって・・・まだ11月やろ・・・」
芹香「でもさ、御祝い事って、早いに越したこと無いって、大学の友達が・・・」
総一郎「イスラエル人の誕生日にケーキ出してプレゼント交換してどうこうってのも問題あると思うが・・・」
コバルト「ってか、顔が無いな、総一郎・・・」
総一郎「惰性で描いてないんだと」
コバルト「そりゃ失敬」
芹香「とにかく、日本人らしく素直に混沌の御祝いに巻かれましょう♪」
総一郎「待て・・・日本人らしく混沌ってのが少々引っかかるが・・・」
芹香「そんなことより、ケーキを作りました!」
コバルト「おお〜」
総一郎「ケーキか・・・ここのところ、忙しくて全然食ってなかったな」
芹香「上等の八角を入手するのに苦労したんだよ〜」
総一郎「は?」
芹香「こだわったのは、特上の唐辛子で作ったペチュキムチ、30日くらい海鮮と漬けてあるから、うまみはばっちり♪」
総一郎「てめぇ・・・何を作った?!」
芹香「え?ケーキでしょ? 普通に作ったら甘すぎて気持ち悪くなっちゃうからアレンジしたんだけど・・・」
総一郎「バカがっ、甘すぎるくらいが丁度いいんだろうがっ!」
コバルト「チーズとソーセージ、つけあわせは鯵の干物、これが最高だろう!」
こうして、クリスマスケーキ(激辛)は台無しになりましたとさ♪
