聖バレンタインデー
登場人物紹介
芹香:11歳でミュンヘン大学を主席卒業した天才児
コバルト:人語を解す羽の生えた黒猫。ワイン樽に乗っかってるのが日課だった。
総一郎:超現実主義者のファンタジー小説作家

芹香「Valentinstag!(ワレンティンスターグ)」
コバルト「ほら、チロルチョコ。」
芹香「ありがと〜」
総一郎「なにをしてる?お前ら?」
芹香「Valentinstag! ぎぶ♪ぎぶ♪」
総一郎「なんだ、その手は?今日はバレンタインだから、女が男にチョコをだな…」
芹香「チッチッチ〜、甘いね、お兄さん」
コバルト「ああ、甘い…実に甘い!!」
芹香「ドイツでは、男性が女性にプレゼントをあげる日なのです、パソコンの前のみんなもわかったかな?」
コバルト「しかも、チョコをあげる風習なんてないぞ♪」
芹香「チョコの消費量は、日本の数倍だっていうし、毎日のように食べてるし、貰っても…ってカンジだろうね…」
総一郎「去年は普通に激辛チョコ作ってたのに、最近になってドイツ、ドイツ。さてはホームシックか?」
芹香「確かに、たまにはミュンヘンの伯父さんの家にいきたい気はしますが、ホームシックでは無いです。絶対」
コバルト「ちゅーわけでギブ♪ギブ♪」
芹香「ギブ♪ギブ♪」
総一郎「ええぃ、敗戦直後の日本の子供達か!? ギブミーチョコなんて言うんじゃネェ!」
